Wednesday, May 30, 2007

障害児、希望校に全入へ…埼玉・東松山市が来年度から
 埼玉県東松山市は30日、心身にハンデを持つ子どもたちの入学校や進路について指導するため教育委員会に設置されている「就学支援(指導)委員会」を廃止し、2008年度から本人や保護者が希望する学校へ全員入学させる方針を決めた。
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 31日の市教委の議決を経て6月の定例市議会で正式決定する。支援委は、各都道府県教委と市町村教委が文部科学省の局長通知などに従って設置しており、廃止は全国で初めて。
 東松山市は、保護者らの要望を受け、「障害の程度で入学校を振り分けるのは問題がある」と判断。支援委を撤廃し、希望を最優先することにした。7月にも保護者と有識者による「就学相談調整会議」(仮称)を新設。同会議は子どもや保護者らに専門的な立場から助言する。市は、介助員の雇用や施設整備のための予算措置も進める。
 支援委は心身に障害のある児童・生徒の入学校を決めるため、教育や医療、児童福祉などの専門家で構成。障害の程度などから小中校や養護学級、養護学校などの進路を判断して保護者に通知している。進路決定に際しては保護者の意見を尊重することになっているが、学校の設備や人の配置などからなかなか希望通りにならない実態にある。
 埼玉県立大学の佐藤進・学長(障害児教育)は「国連の障害者権利条約でも、障害を理由に普通の教育から排除すべきではないとしている。その意味で意義深い決断だ」としている。

YOMIURIより
 なかなか難しいと思うねぇ。

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