Wednesday, May 23, 2007

化粧品各社 ネットでメーク、お手入れアドバイス
■店頭並みサービス 忙しい女性に人気  資生堂はインターネットのウェブサイト上で、動画を使ってリアルに肌のお手入れ法などを伝授する「ビューティーWebホームセミナー」を来月、開講する。育児や仕事などで店舗や美容セミナーをゆっくり訪れる時間のない女性がターゲット。動画や口コミ情報が得られるブログなどウェブサイト上のサービスを取り入れる動きが、大手化粧品メーカーで広まっている。  ≪動画がポイント≫  資生堂のビューティーWebホームセミナーは、動画コンテンツを使うことで店頭や会場での美容セミナー同様のアドバイスが受けられる。昨年の試験運用などで「子育て中で実際のセミナーに参加できない」「外出先で化粧を落とすのに抵抗がある」といった女性に好評なことから今年も「夏の紫外線対策とトータル美白ケア」をテーマに6月8~18日に展開する。   ホームページから申し込むと専用キット(送料込み1000円)が届く。期間中にサイトにアクセスすれば美容専門スタッフによるレッスンが、約20分の動画で受けられる仕組みだ。  動画を使った他社のサービスでは、カネボウが自社ブランド「テスティモ」でメークの仕方を指南している。同社ホームページからアクセスすれば、画面上でテスティモ製品を使ったモデルのアイメークの仕方が見られる。同社広報担当者は「動画に従ってメークすることでプロの仕上がりに近づけるというのがポイント」と話す。  コーセーのホームページからは、自分の顔でメークアップシミュレーションできるソフト「メイクアップシュミレーター」をダウンロードできる。パソコン画面に取り込んだ自分の顔を使って口紅やアイシャドーを試すことができるサービスだ。「好みのブランドを気軽に試せることでブランド認知度が上がる」(コーセー)と期待を寄せる。  ≪ブログで口コミ≫  花王は同社が展開する化粧品ブランド「オーブ」ブログを今月、開設した。7月4日発売のアイメーク新商品について、サンプルを使ったユーザーの感想やスタッフの声などが書き込まれている。「顧客との相互コミュニケーションの場。化粧品を購入する際、女性にとって重要な口コミ情報も提供できる」という。  一般ユーザーによる書き込みの場を設け「口コミ情報」を提供する手法は、コーセーも主力商品スキンケアの「雪肌精」のホームページで導入している。  今年3月、資生堂のネット会員が100万人を突破した。このうち、スキンケアに関しては7割が同社以外の製品を使用している。資生堂広報部は「足を運ばなくとも気軽に利用できるウェブサービスは、他ブランドの顧客を取り込める絶好のチャンス」と話す。(滝川麻衣子)

フジサンケイビジネスアイより
 ウェブでだと、時間関係なく見れるしねぇ。

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