Thursday, September 25, 2008

 大分の教員汚職事件で、教員採用試験に絡んで商品券100万円分のわいろを受け取ったとして、収賄罪に問われた元県教育委員会教育審議監、二宮政人被告(62)の大分地裁(宮本孝文裁判長)の公判で、検察側は25日、懲役1年6月、追徴金100万円を求刑した。
 論告で検察側は「採用試験が公正に行われているという社会的信頼を大きく損なう悪質な行為だ」と述べ、「部下も不正にかかわっており、組織ぐるみの不正が常態化していたことの社会的影響は計り知れない」と厳しく指弾した。
 起訴状によると、二宮被告は平成18年の採用試験で元県教委義務教育課参事、矢野哲郎被告(52)の長女(23)を合格させた謝礼などとして、矢野被告夫婦から同年9月と10月に計100万円分の商品券を受け取った。
産経ニュース

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