Wednesday, December 06, 2006

住友信託、りそな銀もATM無料化に 大手行の利益還元姿勢強まる
もうけ過ぎ批判を受け、大手銀行が相次いで顧客への利益還元に動き出した。住友信託銀行は同行に口座を持つ顧客を対象に、キャッシュカードを使ったATM(現金自動預払機)とインターネット、電話を使った本支店の口座振込手数料を来年1月4日から無料化することを決めた。りそな銀行も住宅ローン利用者を対象に、来春からコンビニエンスストアや他の銀行のATMの入出金手数料を一部無料化する。お得感を出すことで顧客の囲い込みを図る狙いもある。  住友信託銀が振込手数料を無料にするATMは、自行分とATM管理会社「イーネット」と提携しているコンビニ店内に設置された分の計6400台。これまで振込手数料は同じ支店内で行えば無料だったが、他の本支店間は金額によって105~315円の手数料がかかっていた。  割高だった1万円以上の他行あてのキャッシュカードを使ったATM振込手数料も、一律105円に引き下げる。  一方、りそな銀から住宅ローンを借りている預金者は約30万人。この顧客を対象に、コンビニと他行のATMを利用した場合、利用手数料を毎月各3回、合計6回まで無料にする。実際は、顧客が支払った手数料を後日、顧客の口座に自動的に振り込む方式とする。他行のATMを利用した場合でも無料にするのは、大手行では初めて。  りそな銀は数億円の減収を見込むが、その分、住宅ローン顧客の獲得につなげたい考え。  メガバンクの一角である三菱東京UFJ銀行が先月、口座開設者を対象に、来年3月からコンビニATM約2万2000台の平日昼間の入出金手数料無料を打ち出したことを契機に、大手行で利益還元機運が高まっている。

フジサンケイビジネスアイより
 だんだん、無料化してくるねっ。

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