Tuesday, December 26, 2006

赤田 代表の着信音に怒りの涙

埼玉・所沢の球団事務所で3度目の契約更改交渉に臨んだが、保留した西武の赤田
 せめてマナーモードにしてくれ!西武の赤田将吾外野手(26)が26日、前日に続いて埼玉・所沢の球団事務所で3度目の契約更改交渉を行ったが保留した。これまでと同じ6000万円の提示から上積みがなかったことに加え、交渉中に黒岩彰球団代表(45)の携帯電話の着信音が鳴ったことでプライドを傷つけられた赤田は涙。来季は選手会長として松坂不在のチームを引っ張る男が三井、和田に続く3人目の越年となった。  もう、我慢の限界だった。真っ赤に泣き腫らした目。3度目の交渉を終えて会見場に姿を現した赤田は「きょうはアクシデントがあって話し合いができず保留です。越年したくなかったのですが…」と肩を落とした。 原因は厳格な雰囲気の室内に響いた黒岩球団代表の携帯の着信音。過去2度の交渉で提示された2100万円増の年俸6000万円から上積みがなく、妥協しようとした矢先の出来事だった。「普通の会社の会議なんかではあり得ない。年に1回の交渉なのに」。思わず席を立ってトイレに駆け込み、泣いた。20分の休憩後に黒岩代表から「申し訳なかった」と謝罪されたが、とてもサインできる心境ではなかった。 実は前日の2度目の交渉でも別の査定担当者の携帯電話が鳴ったため保留。その席では怒りをこらえ、報道陣にも沈黙を守っていた。しかし、2日連続での球団側の“失態”に堪忍袋の緒はプッツン。「途中で悲しくなって、ずっと泣いていた。もう金額の話じゃない」とやりきれない表情を浮かべた。 5日には阪神・関本が低い提示額に加え、査定担当者のあくびで保留する珍事があったばかり。来季は選手会長も務める赤田は、3年連続規定打席と中堅でリーグトップタイの10補殺を記録した自負もある。次回は1月5日。交渉担当者は携帯をマナーモードに切り替えることを忘れずに…。
[ 2006年12月27日付 紙面記事 ]

スポニチより
 まず、マナーを守ろうって話だよねぇ。

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