東北高野球部が春季大会出場辞退　「諸般の事情…」
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　甲子園に春夏通算で３７度出場している宮城・東北高硬式野球部は２１日、同日に始まった春季県大会中部地区予選への出場辞退を宮城県高校野球連盟に申し出て受理された。辞退は県高野連を通じて日本高野連にも報告された。
　東北高は２２日の第１試合で泉松陵高と対戦する予定だったが、２１日午後に学校側から県高野連に「諸般の事情により出場を辞退したい」との申し出があったという。
　東北高の小沢洋之野球部長は「このような事態になり残念に思う。生徒には大変申し訳ない」としている。
　辞退理由について、県高野連は明らかにしていないが、日本高野連は２０日、日本学生野球憲章に抵触するスポーツ特待制度について約４２００の全加盟校に実態調査し、同制度の即時中止、撤回を求めることを決定したばかり。東北高には特待制度があり、県高野連は「（辞退の）背景には特待制度があると認識している」との見解を示した。この制度を実施している学校には５月２日までに所属都道府県連盟に適用人数などを申告させ、特待制度を受けていた選手は同３１日までの間、対外試合への参加が差し止められる。
　日本高野連・田名部和裕参事「具体的な理由は聞いていないが、現在の状況を考慮して辞退する、と連絡を受けた。（特待制度について）各学校が事態を真剣に受け止め、考えてくれている。当分の間、混乱することは織り込み済みで仕方ない。ほかの地域でも出ると思うが、夏にはクリアにしたい」

産経スポーツより
　だいたい甲子園でている高校は特待あるでしょう。